くま部長ブログ

くま部長が経営、マーケティング、ビジネス全般、ファイナンス、たまにプライベートをつづったりします

万葉集: 大事にしたい日本の感性

万葉集にある、遣唐使のわが子を見送る母がしたためた歌。


旅人の宿りせむ野に霜降らばわが子はぐくめ天のたづむら(鶴群)

 

遣唐使の母が、我が子の旅立ちに送った歌だそうです。
遠い地で、寒さの中で野宿をしないといけないかもしれないし、急に霜が降るかもしれない。


「旅の途中に霜が降ったときは、空飛ぶ鶴の群れに、羽で我が子を包んで暖めてほしい(羽ぐくむ=はぐくんでほしい)」と、鶴に対して最愛の一人息子の無事を母親が祈る歌だそうです。


人生は大地と空のように広大。そんな中、親の愛情がとても感じられる暖かい歌。

 

こういう、はぐくむ、っていうような感性、日本だけの感性なんじゃないかな、きっと。

 

何事にも大事にしたい感性。

野村元監督

野村元監督のお話が刺さりました。

http://www.sbbit.jp/article/cont1/33638

 

努力は正しい方向でしないと報われない。

 

周りから、「あの人はよくやっている。頑張っている」と認められている人は、周囲が自分に期待する仕事の内容やレベル、やり方などを把握し、それを念頭に置きながら仕事をしているからこそ、認められるのだ。

 

「ただやみくもに努力をしていても、その成果は良い方向には進まない。だからこそ指導者やリーダーと呼ばれる人たちは、部下が今やっている仕事はどういう意味があるのか、部下に対して問いかけるのと同時に、目的意識を持って取り組むように物事を深く考えさせる習慣を身につけさせなくてはならない」

 

常に意味を問い、方向性に迷ったら話すしか解決方法はないんだな。

自社の自社化

自分たちらしさ。

揺るぎないもの。

 

自社を自社たらしめている信念、方針、思い、寄って立つもの。

 

今、それが、薄い。

 

少し前は、良い部分も、悪い部分も、「自社らしかった」。

 

今は、悪い部分も含めて、自社らしさがない。

なんか、無個性、って感じ。

やっていることが悪くても、誰も怒らない。寄って立つ価値観が揺らいでいるから、悪いかどうかもわからない。

愛の反対は無関心。

 

これではいけない。

もう一度、文化を作ろう。

自社の自社化を進めます。

 

トップはビジョンと男気

M&Aは両社トップの男気が大事。

やろう、と腹をくくれるか。

 

M&A以外でも男気は大事。

不完全な情報の中で、右に行くか左に行くか、その結果責任を取るのが仕事だから。

 

トップの人間たるもの、ビジョンを示さないと人はついてこない。

売り上げを上げる、コストを削減する、だけではだめ。働いていて楽しくない。

利益率が低い原因を、コストが高いと見るか、売上効率が悪いと考えるか、は雲泥の差。

 

あと、何のための売上?コストを下げた先にどんないいことがあるの?社会における当社の価値は?どんなお客様に特に喜ばれたい?

 

ビジョンと男気、大事。

起業家のメンタリティ

起業家は知識からは生まれません。

メンタリティから生まれます。

行動特性というか、常にValueを提案したくて仕方がなく、困難に直面してもなお楽観的であることも大事です。

 

そんなことをふとしみじみと思いました。

プラチナルール

こころにきざむコミュニケーションルール、ゴールデンルールのエントリーの続き。

 

プラチナルールとは。

 

 

 

 

相手がしてもらいたいと思うやり方で、人に接すること。

 

ゴールデンルールは、自分がされて嬉しいことをする。

 

プラチナルールは、相手がされて嬉しいことを察してする。

 

日々実践。

 

人間が想像できることは、人間が必ず実現できる

ジュール・ヴェルヌというフランスの作家の言葉だそうです。いい言葉。

 

海底2万マイル、月世界旅行などを著した方。

 

月世界旅行は、大きな大砲に人を乗せて月を目指す非現実的なお話。でも、人間はロケットで月に行きました。

 

難しい問題でも、問題点を想像し、定義すれば、解ける。

 

諦めなければ負けない。

マーケターは簡単に負けを認めてはいけない。

諦めず、想像して、解く。