言うか言わないか迷ったら言う
日々の仕事の中で、何か問題点の具申、気がついたこと、意見があることがでてきて、一瞬言うか言わないか迷うとき。
迷ったら言う、という文化の会社にしたいなと思います。
迷わずに「言わないでおこう」と思っても、何か思うことがあれば、言ってしまう文化の会社にもしたいです。
言わないと会社がつぶれることだってあります。
言えば、会社は良くなります。
ここまでは基礎編、ここからは応用編です。
とはいえ、圧倒的な当事者意識を全員が持てているような場合は、少ないと思います。先日言及したリクルートさんは別かも知れません。
当事者意識を持つために必要なことはなんだろう。
実は、役割分担が明確にされている、という基礎条件が当事者意識の必要条件なのではないかと思います。
自分の持ち場の役割分担が明確に定義されていれば、その持ち場を超えて言うことは、ある意味で「おせっかい」になります。
ただ、会社をよくするには、この「おせっかいライン」という離脱ポイント、谷を越えて欲しいわけです。
役割分担が決まっていないと、自分が思ったことを言うことが、恥ずかしい等々のもともとの言いづらさに加え、どこからが圧倒的な当事者意識につながるかが不明確になり、「言うか言わないか迷っている人」のコンバージョン「言う」確率が下がります。
明確な役割分担のもと、会社をよくするためのおせっかいを言いやすい文化。
結構、できそうでできない会社は多いのではないでしょうか。
・迷わず言う
・そのために当事者意識を持つ
・当事者意識を発揮するためにも役割分担を明確にする
三段論法としてねりきれていない感もありますが、いかがでしょう?