くま部長ブログ

くま部長が経営、マーケティング、ビジネス全般、ファイナンス、たまにプライベートをつづったりします

領空侵犯

組織において、良い意味での領空侵犯とはなんだろう。

 

そもそも、こうしたことがテーマになる時点で、ある程度の制度疲労というか、活性化が望まれる局面なのだろうと思う。

 

領空侵犯を奨励しないと、拾うべき球が拾われないという状況。その組織では、物事を本来考えるべき人が機能していないのかもしれないし、その余裕が無いのかもしれないし、余裕を作るための優先順位づけも不十分だったりしそうだ。

 

領空侵犯とは、自ら動くことで、現場の問題がわかり、社内外でいろいろな脈(人脈、金脈、組織の不整脈)を突き止め、全体が俯瞰できて、俯瞰すれば当たり前に解決すべき問題がくっきり見えたりするためにやることなのだと思う。

 

領空侵犯が行われる組織の「性格」「らしさ」が何だろうということも重要なテーマだ。悪く言えばおせっかい、よく言えば広い視野に基づき建設的な議論をしている、みたいな感じだろうか。

 

自分らしく、結果として総体としての会社らしく、良い領空侵犯で、課題を解決して次のステージに行きたい。