くま部長ブログ

くま部長が経営、マーケティング、ビジネス全般、ファイナンス、たまにプライベートをつづったりします

コミュニケーションの王道

王道は継続することだと信じています。

 

会社に「苦手だな、、この方」という方が仮にいらっしゃるとします。いっぽうで、自分一人でできることはあまりにちっぽけで、限界があります。

 

であれば、コミュニケーションして、相手に自分がお願いしたい通りに行動を変えていただけるよう、そして自分の求める結果を出すための協力者となっていただけるよう、コミュニケーションして相手にお願いし、行動していただく必要があります。

 

コミュニケーションの主語は相手です。相手に伝わり行動が変わらないと結果が出ないという類のアクティビティです。自分の一方的なお願いは単なる一方通行で、相手の行動が変えられない会話はコミュニケーションまでには昇華しておらず、カンバセーションどまりと思わなくてはいけません。

 

コミュニケーションして相手の行動を変えられるかは、等身大の自分で、コミュニケーションしたい=行動を変えて欲しい相手と、できるだけ継続して話し続けることが大事です。

 

毎日毎日、コミュニケーションしようとして話しかけ続けていると、やがて自分というものの器や考えが相手にバレてきます。逆にいうと、毎日毎日コミュニケーションしようとして等身大の自分が誠実に相手に伝われば、少なくともコミュニケーションの受け手との信頼関係が結べる確率が高まります。だって毎日話しかけてきたら、相手を尊敬したくなりませんか、ある意味で。

 

結局、コミュニケーションしたい相手が最初苦手であれば、人間そんなもので、苦手な相手のことは一生そのまま苦手かも知れませんが、プロフェッショナルとしてお互いにリスペクトするところまでは到達できるのではないでしょうか。

 

コミュニケーションの王道=継続によって。

 

結論: コミュニケーションは継続し、信頼関係を結び、相手の行動を変えることが目的であり、その点において重要であり、かつ評価されるアクティビティです。

 

自分はまだまだできていないので、精進します。

圧倒的な当事者意識

リクルートホールディングスの峰岸社長のインタビューをNewsPicksで見つけました。インタビューを受けるのは珍しいそうですね(というコメントをNewsPicksで見つけました。)

 

修羅場は与えられるものでなく、みずからつくるもの

https://m.newspicks.com/news/2114113/

 

修羅場がどの頻度で、どのような形相でやってくるかは、人によって違うでしょう。個人でリスクをとってビジネスをしている方には頼んでいなくても毎日修羅場がお目見えするでしょうし、企業勤めの方にはあまりやってこない代物かもしれません。修羅場をできるだけ避けるという考え方もあります。

 

私も勤め人です。幸い上司に恵まれ、1年に1回以上は修羅場を恵んで頂いているような気がします。緩んだ腹も修羅場中は縮まります。

 

インタビューで慧眼だったのは、次の一節でした。引用します。

 

「圧倒的な」当事者意識とは、自分の持ち場を越え、分をわきまえないことを意味します。他者からすれば一瞬余計なおせっかいと思われても、顧客や事業価値向上に貢献すると思えば実行し、成果にも責任を持つことです。これが「圧倒的な」という言葉に込められています。

 

なるほど、だからリクルートは人材の宝庫なんだなと思いました。定められた自分の持ち場で結果を出すだけではなく、その持ち場を越えて会社を改善・変革することが奨励されるそうです。

 

チームの強みを最大限に引き出して持ち場で結果を出すのは当然として、今までの成果に甘んじず、昨年より今年、今年より来年、より効率的な方法を編み出す、今までにない価値に挑戦することが、企業文化として根付き、奨励されているとのこと。そりゃリクルートで人が育つわけだと。

 

コーポレートサイトにもこの理念が書いてあります。

 

リクルートの企業文化とビジネスモデル
http://www.recruit.jp/company/about/involvement/uniqueness/detail.html

 

圧倒的な当事者意識、ってそのままコーポレートサイトに書いてあります。圧倒的な当事者意識、というワードでググっても検索上位にリクルートのコーポレートサイトが表示されます。コーポレートサイトに、圧倒的、と惜しげも無く書いてあります。恐るべし。ぜひ一度見て見てください。

 

修羅場を作り、尊び、飛び込めなくなったらマネジメント失格と肝に命じました。そして、修羅場に志あるものを自ら飛び込ませるために、「自分はこの事業をどうしたいか」と上司から問われるのだそうです。きっと、その上司の方も先代の上司から同じことを問われて文化として定着したのでしょう。

 

まずは、自分に対して、自分はどうしたいのかストイックに問うてみることにします。しかし、恐れ入りました。

くま部長がブログはじめました

社会人になって月日が経ち、すっかり、くまのような恰幅のある体型になってしまいました。特に後悔はしていません。仕事の蓄積が腹に出ているだけと信じています。

ブログをはじめました。気になる出来事や、思ったこと感じたことを書いていきます。匿名であればこそ書けることもあるかと思い、気まぐれではじめたのでどこまで続くかはわかりませんが、よろしくお願いいたします。